ファイル転送 - HULFT - TCP/IP 企業内・企業間通信ミドルウェア
HULFTとは、企業内や企業間でファイル転送を中心としたシステム間連携を行うためのミドルウェアの名称である。株式会社セゾン情報システムズによって開発された。
HULFTはTCP/IPを用いたファイル転送システムで、非常に幅広い環境やシステムに対応している。ネットワーク環境としては、LANやWAN、SAN、公衆回線接続、インターネット接続などをサポートしてる。OSはUNIXをはじめ、Linux、Windows、メインフレームなどに対応している。
HULFTでは、ファイル転送をトリガとして自動的にシステム間連携を行うことができる。このため日常業務の運用で発生するデータ連携などを自動化し、業務効率化を図ることができる。受発注システムやPOSシステム、データウェアハウスの連携など様々な用途において導入されている。
jobに主機能のファイル転送を組み込みができる(jobの連携)。転送自体はftpでもできるが、ファイルの転送をおこなったことをHULFT自身で確認する。
ftpは転送したらなげっぱなし。またHULFT自体で通信の暗号化、jobの管理が可能。
金融やミッションクリティカルな業務で使用されることが多い。
価格は、「HULFT-HUB Server」が1ライセンスで120万円から、「HULFT-HUB Manager」が 1ライセンスで50万円から。