Webデザイナーという求人枠で今の仕事場に入り、4年経ちました。
僕が新人の頃に教わって,いまだに現役で使えるテクニックのご紹介です。
思い起こせば短絡的な考えで「Webデザイナー」という響きのみにひかれて飛び込んだ業界。
美術の成績が2だった僕は色彩感覚など全くなく、パソコン操作も独学でかじってただけ。
そのため思うようにデザインのパーツが作れませんでした。
困っていたそのとき運良く上司が教えてくれたのでした。
技術職は先輩の技術を見て盗むものと言いますが、配色を盗めとはどういう事か?
言葉の通り、ブラウザから色を引っこ抜いてくるのです。
ブラウザから色を引っこ抜いてくるという発想自体がなかったので、コレは気がつきませんでした。
そんなことができるのか?という次元でした。
そんなことができるツールがこれです。
Windows専用ツールですが、画面の色を取得。
RGB値でクリップボードに張りつけができ、パレットに保存ができます。
特に緑色のパーツを作るときは、配色が良い緑色を既存Webサイトからとってこいと言われたものです。
配色のうまい先輩はきっとこのようなスポイトツールを使用して色のストックを蓄えています。
人間RGB判別機はいません。
MacではDigitalColor Meterというツールが初期でインストールされています。
FEにはかないませんがこれはこれで重宝します。
もちろんPhotoshop,Illustrator,Fireworksには備え付けのツールがあります。
Firefoxのアドオン(Firefox アドオン - ColorZilla | Mozilla Japan)にもあります。
当然ですが、配色を盗んでもデザインそのものは盗まないでくださいね。
盗むのは自分の引き出しをつくる土台ということで。