Arturiaからはいくつかバンドルが出ていて
エフェクトプラグインを集めた「FX Collection」とArturiaのソフトシンセを集めた「V Collection」があります。
では「V Collection」と「Analog lab」の違いはなんでしょうか?
Arturia 「Analog lab」と「V Collection」の違いは?
Arturia V Collectionとは
V CollectionはArturiaのソフトシンセ33個を集めたプラグインバンドルです。
「Analog lab」とは
「Analog lab」は「V Collectionに入っているプリセット」を鳴らせる音源です。
収録されているプリセットは2,000以上。
もちろんV Collectionとサウンドの品質は変わりません。
そしたらV Collectionを買わなくても良いのでは?と思いますよね。
V CollectionをGETするメリットはしっかりあります。
V Collectionを買う理由
「Analog lab」単体の場合、シンセのカスタマイズができません。
出来上がっている音に対してエフェクタをかけてちょっと音を変化させることはAnalog labでも可能ですが、
シンセの本質的な音を変化させるためにはV Collectionに入っているソフトシンセを持っていないと変更できない仕組みです。
またV Collection収録のソフトシンセを全部持っているとプリセットバリエーションが2,000から10,0000へ大幅に強化されます。
出したい音、作りたい音の手段が増えます。
ソフトシンセはプリセットしか使わないという人でも、プリセット数が膨大に増えるなら導入意義があります。
そして収録されているプリセットは今までのヒット曲で使われてきたサウンドに近いものや、Arturia独自のサウンドデザイナーがつくったセンスある音に仕上がっているので入手の価値がありますよ。
まとめ
Arturia 「Analog lab」と「V Collection」の違いについてでした。
簡単にまとめると以下になります。
・「Analog lab」・・プリセットのみで満足できる人
・「V Collection」・・・シンセをつかった根本の音から音作りしたい人
といった感じです。
なお、「Analog lab」は無料版の「Analog Lab Play」があるのでどんな音か先に体感しておくのをおすすめします。
また「V Collection」の中に「Analog lab」が収録されていますので、
個別にあつめていくよりは「V Collection」をサクッと入手してしまったほうが最終的な出費は少なくてすむ可能性は十分にありますよ。
「V Collection」はArturiaのシンセ3台分程度の価格に設定されていますので、
4台以降購入を検討しているのであれば個別に買うのではなく、「V Collection」を買ったほうが断然お得です。