ダッキングエフェクトが簡単にできるKickstart 2 というプラグインがあります。
このKickstart2でできることをもう少し増やしたのが「Devious Machines Duck」です。
ダッキング、またはサイドチェーンコンプは、現代音楽を特徴づける効果の 1 つです。
クラシック ハウスからモダンな EDM まで、ダッキングエフェクトを簡単に再現。
ボリュームシェイプを簡単にデザインできるのが特徴になっています。
早速どんな音になるのか聞いてみましょう。
Devious Machines Duck 特徴解説
青い線で一番上が0デジベル。
一番したまで下げると音が鳴りません。
シンプルなベースボリュームダッキングを行いたい場合にはプリセット SideChain >Bass Duckを選択
3ステップ目で0デシベルになるように毎回ボリュームが上がってきます。
繰り返しのパターンが決まっているならボリュームのオートメーションを細かく指定するより
DUCKで設定してONにするだけでボリュームダッキングができます。
Duckでは8つのプリセット カーブまたは 58 のクリエイティブで便利なダック パッチから選択
サイドチェーンコンプレッションだけでなく、Duck はトランスゲート、トレモロ、その他考えられるあらゆるボリュームエフェクトを使用できます。
Lookahead
LFO を使用するのではなく、オーディオまたは MIDI を使用して Duck をトリガーしている場合、Lookahead を使用してオーディオをクリーンアップし、不要なクリックを回避できます。
オーディオトリガー付きゲートリバーブ
オーディオトリガー付きゲートリバーブ - Duck にはオーディオ入力ベースのトリガーがあります。これを先読み機能と組み合わせることで、ゲートリバーブスタイルのサウンドを正確に設計するのに最適になります。ドラムサウンドのリバーブの後にDuckを配置し、右下のトリガーモードメニューからプラグイン入力を選択し、希望のゲート効果が得られるまでトリガーレベル、カーブ形状、先読み設定を調整するだけです。
分割位置を知りたい場合にはプリセットのジャストアンオシロスコープを選びます。
トランスゲート、トレモロの動画
ポイント
トランスゲートは特定ステップのときだけ音が鳴るゲートエフェクト手法
クロスオーバーの使用
クロスオーバーを使用すると、音楽の高周波と低周波を別々に処理できます。
またDuck はサイドチェーン入力からのオーディオまたは MIDI ノートによってトリガーできるため、ヒップホップやベース ミュージックのプロデューサーにとってこれまで以上に簡単になります。
ヒップホップやベースミュージックを作っている人にとっての定番化してる手法がダッキングです。
サイドチェインの設定をしてから細々調整していく時間が省ける他、エフェクト量の調整だったり特定帯域にだけDUCKのエフェクトを適応することができるのでより微調整が可能で音にこだわることができます。
他のプラグインで代用できる?
PluginboutiqueのShapeMod,cableguysの
VolumeShaperを持っていると近い処理が可能です。
Devious Machines Duck プリセット紹介
「Devious Machines Duck」は豊富なプリセットパターンとシェイプのデザインが素早くできるのが特徴のエフェクトです。
いろいろな曲や音に使えて汎用性の高いプラグインです。ぜひ試してみてください!