Solaris10 インストール
Solaris10オペレーションシステムでサポートされている
SPARCおよびx86系列のプロセッサアーキテクチャ
UltraSPARC
SPARC64
IA-32
AMD64
イニシャルインストール
OSがインストールされていないマシンの場合
旧バージョンのOSがインストールされている場合はSolaris10が上書きされる
ハードウェア要件
内容 | 要件 |
---|---|
プラットフォーム | SPARCまたはx86をベースとした各種プラットフォーム |
インストールプラットフォーム | 最小64MB,推奨256MB,GUIベースのインストール384MB以上 |
スワップスペース | デフォルト512MB |
プロセッサ | SPARC:200MHz以上,x86:120MHz以上。ハードウェアによる浮動小数点演算のサポートが必要 |
ディスクスペース | 最小:2GB |
アップグレード
スタンダードアップグレード
ライブアップグレード
元のシステム、パラメータを保存したうえで、スタンダードアップグレードを実行
問題が起きても、リブートすると戻せる
インストールプログラム
テキストインストーラモード
グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)モード
各種インストール方法
インストールタイプ | インストール方法 |
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単一システムへの対話式インストール(ローカル) | CD/DVDからSolarisインストールプログラムを実行 |
単一システムへのLAN経由でのインストール | LAN経由でSolarisインストールプログラムを実行(ネットワークベース) |
複数のシステムへの自動インストール。 | カスタムJumpStartを使用 |
共通するソフトウェア及び構成を、複数のシステムに複製 | Solarisフラッシュアーカイブを使用 |
複数システムへの広域ネットワーク(インターネットなど)経由でのインストール | WANブートを使用 |
稼働状態にあるシステムをアップグレード | Solarisライブアップグレード |
オリジナルのSolarisオペレーティングシステムのインストール後、同一マシン上に独立したアプリケーション環境を構築 | Solarisゾーンを使用 |
あらかじめ作成したプロファイルを使って、複数のシステムのインストールやアップグレードを自動的にかつ同時に行うことが可能
システムを設定例
100 台の新しいシステムに Solaris をインストールします。
うち 70 台は SPARC システムで、エンジニアリング部が所有し、これらは「開発者」Solaris OS ソフトウェアグループでスタンドアロンシステムとしてインストールします。
残りの 30 台は x86 システムで、マーケティング部が所有し、これらは「エンドユーザー」Solaris OS ソフトウェアグループでスタンドアロンシステムとしてインストールします。
インストール表示オプション
GUIベース 384MB nowin or text bootオプションGUIインストールの無効化ができる
メモリ | 表示オプション |
64〜127MBまたはnowin bootオプションまたはtipコマンドを用いた場合 | コンソールベースでのテキスト表示のみ |
128〜383MBまたはtext bootオプション | コンソールベースでのウィンドウ表示、(グラフィックはウィンドウのみ) |
384MB以上 | ウィンドウ、プルダウンメニュー、ボタン、スクロールバー。アイコンを用いたGUI表示 |