2004年にプレイステーション2で販売されたドラゴンクエストの8作目のスマートフォン移植作品。
ドラゴンクエストポータルアプリなどで宣伝されて、いよいよ本格的なドラクエがスマートフォンで遊べるようになります。
切り替わる際のロード時間が長く感じるときはありますが、グラフィックの完成度は素晴らしく細かい描写やキャラクターの動き、モンスターのアクションなど見てていて楽しいものになっています。
ドラゴンクエスト1のスマートフォン版で問題視された移動パッドですが、
ドラゴンクエスト1で4方向の移動だったものが8方向へ代わり更に操作しにくくなっています。
移動パッドの場所は位置変更は出来るもの数パターンの固定で、スクリーン上どこか触ったら進むファイナルファンタジーの移動パッド仕様ではありません。
キャラと話すときには近づくと吹き出しが表示され、これをタップして会話もしくは
キャラとぶつかって会話します。
3D視点の作品なのでカメラの視点切り替えが追加。
画面下のカメラを左右にスワイプして視点が変わります。
ドラゴンクエスト1のときはそこまで不便な印象を受けなかったのですが、
この操作方法。正直なところ移動だけでイライラします。
見える視点が縦向き限定ということで横幅が狭くなっています。
このため移動操作との兼ね合いもあり、マップを探検するときの難易度が上がっていますが、
その分探索している時の臨場感は増えています。
ドラクエで初めて迷子になりました。
移動でAUTOのボタンを押すと向いている方向へ自動で進む機能が搭載。
ランニングゲームをしているような感覚でカメラで向きを切り替えて進むことができます。
この動かし方はめんどくさがりに楽しめる移動方法です。
移動中右上のマップをタップすると拡大できます。
作戦の仲間から、メンバーと会話ができ
ここから先のヒントが得られる場合も。
樽などにアイテムが隠れている場合があるので、気になる場所は近づいてみるのがRPGのセオリー。
戦闘ではためるを選んでいくとキャラクターの力が上がるテンションシステムが
印象的な作品です。
キャラクターのスキルは旧作からのレベルアップに伴って追加されていくのではなく、
レベルがあがると手に入るスキルポイントでキャラクターを個性的に作り上げていくのもドラゴンクエスト8の楽しみの一つ。
遊ぶ前の注意点としてプレイ推奨機種が提示されています。
【対応OS】
iOS6.0以上【対応機種】
iPhone4s(※)、iPhone5、iPhone5c、iPhone5s
iPad2(※)、iPad(第3世代、第4世代)、iPad Air
iPad mini(※)、iPad mini Retinaディスプレイ
となっています。
値段は2,800円とiPhoneのゲームアプリでもかなり高価な価格。
高価と言われたSTEINS;GATE で3000円。
手が出しづらい価格帯であることは確か。
アプリ要領が1.31 GBと大きいのにも注意です。
ドラゴンクエスト7の3DSでのリメイクは非常に良かったので8も3DSで遊びたかったな。
レビュー時バージョン: 1.0.1
レビュー時価格: 2800円
ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
(4.5 / 38件の評価)