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【レビュー】『iThoughts』思考整理術のマインドマップをiPhoneでつくるための仕事効率化アプリ

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思考整理術・アイデア出しに使われるツールとして有名な『マインドマップ』
マインドマップを作成していくためのアプリは数多くありますが、その中でもおすすめできるのが『iThoughts』です。

iThoughts はマインドマップ(mindmap)をつくるためのツールアプリ。
旧バージョンではインターフェースが英語になっていましたが、バージョン 5.7では日本語対応されていて使い勝手が拡張され
より自由なマインドマップを作成できるようになっています。

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マインドマップについて

「マインドマップ」はトニー・ブザンが提唱したキーワードとイメージをつなげていく思考整理術の一つ。
ビジネス書籍やTVなどでも幅広く紹介されているので、仕事効率化ツールとして聞いたことがある人もいると思います。

一見ただの絵の周りに文字が書かれている謎のメモ書きにしか見えませんが、
放射状に連なっていくマップが、脳の記憶神経の構造に近いことから理解・連想・記憶しやすいとされ
アイデア出しや、自分の考えている事をまとめていくとに便利なツールとなっています。

普段通りにノートを取っていくよりも記憶に残るとして、学校の勉強でもマインドマップを利用している人もいます。
受験をテーマにした漫画「ドラゴン桜」でもマインドマップで勉強するワンシーンがあることで有名です。

マインドマップでは、中央に発想元となるワードを書いて、そこから神経を伸ばしていくように
関連ワードを枝でつなげていきます。

制限なく自由な発想を組み立てる、関連したワードの紐づけを強化していくことで記憶力が高まるとされています。

Guru Mindmap
http://ja.wikipedia.org/wiki/マインドマップより

「マインドマップ」ではより理解が進むように、また視覚での記憶ができるように『カラフルにしたり、挿絵を描いたりすること』が必要です。
学生時代に教科書に落書きしたページの内容や挿絵があったページはなんとなく記憶が強かったような体験はありませんか?
絵が添えてあることで脳の記憶への関連付けがされていて思い出しやすくなっているんですね。

しかし、マインドマップをカラフルに挿絵を入れてしっかりと作り込んでいくと時間と手間がかかります。

この手間を少し軽くでき、iPhone,iPad上で簡単に作成できるのが「iThoughts」です。

マインドマップについてざっくり知りたいなら「マインドマップ超入門」を。
マインドマップの発案者トニー・ブザンによる翻訳本は新版 ザ・マインドマップ(R)が参考になります。

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具体的な使い方がいまいち想像できない場合には「ふだん使いのマインドマップ」にも目を通しておくと良いです。
関連図作りによる勉強法。・講義作り、作文。・マニュアル作り。・スケジュール管理などの例が挙げられています。


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iThoughtsについて

iThoughtsを使うために書き込み方、編集方法など操作馴れが必要でありますが、10分程度使っていると慣れてくるので
マインドマップの導入としてもつかいやすいツールアプリです。

作成したマインドマップは、AirDropで母艦のMacへ送ったり、
DropBoxなどのクラウドサービスで保存して共有することができます。

マインドマップ作成アプリも多数あります。

無料版であるFreeMind、Cacooo。
しかしkiThoughtsを使って見るとの機能の充実にはかないません。

直感的にマインドマップを作っていけるので、
操作に悩まずに、マインドマップ作成がどんなものなのか体に入ってきます。

iThoughtsの互換性

iThoughtsは他のマインドマップアプリとのファイル互換性があります。
他のマインドマップアプリで作成済みのマインドマップを開くことができます。

・MindManager
・ iMindmap
・ Freemind/Freeplane
・Novamind
・XMind
・ Mindview
・ ConceptDraw
・ OPML (OmniOutliner, Scrivener etc.)
・ Excel/Numbers (CSV)
・ Markdown
・ プレーン/リッチテキスト
・ ...さらに CMAP、Scapple、Mindmeister、Mindnode、Mindmapper、SimpleMind および MyThoughts のファイル形式にも対応 (インポートのみ)

iThoughtsを使う利点

手書きのマインドマップ作成と大きく異なる点として
・Markdownを利用した素早い入力ができる
・吹き出しの表示・非表示切り替え
・ハイパーリンクをつけられる
・吹き出しの自由な配置
があげられます。

手書きの場合にはペンで書き込んでしまうと修正が面倒ですよね。
ソフトウェアならでは、修正・挿入が自由に編集でき且つ素早い入力ができるのは手書きとは異なるメリットです。

またハイパーリンクがつけられるので興味がある文献をWEBで見つけたら
リンクをつけておけば、リンクをおすだけで参照先を確認できるようにできます。

iThoughtsはWEBページの基本機能をそのままマインドマップ化することができると考えておけば便利性が伝わってきますよね。

最初は手書きでマインドマップを1枚つくってみてiThoughtsで作るのと作業量を比較すると
iThoughtsの便利さ、手軽さより実感できます。

なおiThoughtsはMac,Windows対応のiThoughtsもあります。

手始めには無料版の「iThoughts2go」を試して使ってみると勝手がわかります。

iThoughts 使い方

マップの作成

画面上にあるツールバーを左右にスワイプしてたくさんのツールを選びます。

マップの新規作成は

HOME >Maps > 右下の+ > Map >Create

から作っていきます。
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編集

枠をダブルタップ することで編集します。
画面上の右上にあるiボタンをおしてアイコン、色などのスタイルの編集が可能です。

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必要ない枠は選択した状態で右下のゴミ箱をタップすると消えます。

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上の矢印をタップするとメモ欄が開き、大量の文字をコピペするときなどに便利です。

左下にある矢印でピンチアウトピンチインの拡大縮小な画面へ移ります。
戻す時はもう一度左下の矢印をタップ。

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Dropboxなどのクラウドサービスへシェア、保存が可能。
ユニバーサルアプリなのでiPad,iPhone間の連携などもクラウドサービスからできます。
またMindManager,iMindmap, Freemindnなどのマインドマップ専用アプリデータのインポート、エクスポートが可能。

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メニューにあるundoが意外と便利です。undoのために毎回iPhoneを振るのは面倒ですよね。

最初から用意されているサンプルもあります。

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仕事効率化のツールアプリとしては高値でありますが、長期間使い続けられるので元は取れるはずです。
キビキビしたストレスのないレスポンスのよさも使い勝手が良いです。

忙しい毎日の中でいつでもどこでも使えるiPhone、iPadを利用した思考整理・効率化するツールとしてマインドマップを利用してみるのもありですよ。

レビュー時バージョン:2.8

iThoughts (mindmap)

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マインドマップ以外にもアイデアを出す思考術ツール

アイデア出しの材料として「くぼたつ式思考カード54」も便利です。

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